大昔の引っ越し
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今回のお話は歴史のお勉強、大昔の引っ越しについてです。引越し業者の歴史は昭和時代から始まりますが、引っ越しの歴史はもっと昔からありました。
引っ越しの時代は平安時代にさかのぼります。平安時代といえば、平清盛や源義経が活躍していた時代であり、平仮名や片仮名もこの時代に生まれました。源氏物語モコの時期であり、結構日本にとって様々な変化が生まれた年なんですね。
794(鳴くよ)うぐいす平安京。は誰もが知っている有名な語呂合わせでしょう。
平安時代は、日本でも貴族階級があり、階級が上がると天皇陛下からもっと広い家に住まうことを許されていました。なので階級が上がった時、引っ越しをしていたそうです。引っ越しは引き越しと呼ばれていて居ましたが、時代が進み、江戸時代の頃になると、引き越しは家渡りとか家移りと喚ばれるようになりました。
ではなぜ引き越しに戻ったか。それは昔の貴族のようにという意味を込めて、敢えて古い呼び方をしたからなんだそうです。
そしてそれが広まり、引き越しは引っ越しと呼ばれるようになりました。引っ越しの費用はどうだったのかはわかりませんが、この時代に引越し業者はいなかったのは確かです。
なお、前述した794年に起きた大掛かりな引っ越しは家ではなく、なんと都ごと引っ越すということをしていました。これを遷都といいます。なんでこんなことをしたかというと、日本の首都を変えるためだったんですね。
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