部屋の掃除はどうすれば良い？

Ｑ.引越しの時、今まで住んでいた部屋の掃除はどこまですれば良いのですか？

Ａ.引越しで忘れてはいけないのが、部屋を退去する際の掃除です。賃貸物件にお住まいの方は、退去後の部屋の状態によって、管理会社から多額のクリーニング代を請求されたり、敷金をクリーニング代に回されたりします。綺麗な部屋の状態で退去すれば、クリーニング代を請求されることもありませんし、敷金が全額返ってくることもあります。管理会社から高評価をもらうことが出来るでしょう。

また、長期間お世話になった部屋を綺麗な状態にして退去することは、社会人のマナーでもあります。よって、「新居に移り住むのだから、前の部屋を綺麗にする必要はない。」なんて思わず、部屋をピカピカの状態にしてから退去するようにしましょう。

とはいえ、どこまで部屋の掃除を行えば良いか分からないという方は多いと思います。徹底した綺麗な部屋を求めて、クリーニング業者を利用するという方も少なくないでしょう。しかし、引越しの時期というのは出費が嵩みます。多額の費用が掛かるクリーニング業者を利用するのは避けたいですよね。

退去する部屋の掃除ですが、クリーニング業者を利用するまでもなく、自分で出来る範囲の掃除を行えば、管理会社から充分な評価を得ることが出来ます。掃除機をかけ、水回り、床、壁、天井などの汚れが目立つところは雑巾で拭き取ります。キッチンの換気扇、各排水口、網戸、窓なども綺麗にしておくことで、更に高い評価を得ることが出来るでしょう。

退去する部屋に今後誰かが入居する時、管理会社がハウスクリーニングを行います。よって、退去時の部屋の掃除では、入居時のような使用感０の状態にする必要もなく、使用感はあっても綺麗な状態に掃除されていれば大丈夫です。